施工管理とは?仕事内容を紹介 | 土木・建築の仕事との出会いを提供するメディア - アイゾメ
ノウハウ
作成日:2021.08.10 更新日:2022/06/16

施工管理とは?仕事内容を紹介

施工管理はどんな仕事?

施工管理とは、工事を計画的に進めるための全体管理を行なう仕事です。

主な仕事内容として、工事を納期までに完成させるための工程管理、品質基準に沿ったものをつくるための品質管理、予算内で工事を進めるための原価管理、現場の作業員が安全に仕事をするための安全管理があります。

現場作業だけではなく業者との打ち合わせやデスクワークも発生し、多くの人とコミュニケーションを取ることが求められます。

複雑な工程を進めていく建設工事において、全体をまとめ、スムーズな進行を行ないながら作業員の安全も守る施工管理技士はとても重要な存在です。

給料、働く環境をチェック

施工管理士の給料は、所属する企業の規模や実務経験により変動します。そんな施工管理士の平均月給は300,709円(※)となっています。

(※)集計期間2021年1月〜2021年6月<マイナビバイト調べ>

施工管理技士は、工事開始前の朝礼に参加する必要があるので、朝早くに出社することが多いでしょう。工事終了後も会社でデスクワークを行なうので、繁忙期には残業が続くこともあります。

また、施工管理技士は多くの人と関わる仕事です。現場の作業員とのやり取りだけではなく、業者や客先での打ち合わせもあるため、業務を円滑に進めるコミュニケーション能力が求められます。

施工管理技士になるには?

施工管理技士は、資格がなくても挑戦できる仕事です。しかし、主任技術者や監理技術者などの仕事を行なうためには国家資格である施工管理技術検定の資格が必要です。

施工管理技士の資格には2級と1級があり、最短でも2級取得には1年以上、1級取得には3年以上の実務経験を要します。資格取得支援制度を設けている会社も多いので、実務経験を積みながら資格取得を目指せます。

施工管理技士の将来は?

有資格者が必要である建設現場において、施工管理技士は欠かせない存在です。

国土交通省が建設業界での労働時間や休日の日数などを見直す取り組みを行なっているので、今後さらに働きやすい職業になっていくことが期待されています。

また、施工管理技士は独立を目指せる職業です。資格取得や実務経験を経て、自分に合ったキャリアを見つけることができます。

施工管理技士が向いている人

現場作業だけではなく、図面の作成も仕事のひとつ。体を動かす仕事とデスクワークをバランスよく行なうのが好きな人にぴったりです。

現場の作業員や業者など、さまざまな人と関わるため、人と話をすること、周囲と協力して物事を進めることが好きな人にも向いています。周囲を引っ張っていくリーダーシップがある人も重宝されるでしょう。

建設工事の全体管理を務める施工管理技士は、責任感がある分やりがいも大きいでしょう。さまざまな立場の人と関わることができるのも魅力の一つです。

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