外構工事とは?仕事内容を紹介 | 土木・建築の仕事との出会いを提供するメディア - アイゾメ
ノウハウ
作成日:2021.06.21 更新日:2022/06/16

外構工事とは?仕事内容を紹介

外構工事業とはどんな仕事?

外構工事とは、敷地内建築物の外部まわりの工事のこと。外から見える場所の工事なので、建築物の印象を決める大切な仕事です。周辺道路や近隣の建物との関係性も考えながら、細やかな計画を立てて行なわれます。

幅広い業務を行なう外構工事の、代表的な仕事として挙げられるのが塀や門の工事です。近隣の建物に配慮した塀づくり、門柱や門扉の設置を行ないます。他にも、テラスやウッドデッキなどの庭の工事、駐車スペースにおけるカーポートの設置なども外構工事に含まれます。

外構工事自体は最後に行なわれますが、事前に工事の計画を立てる必要があるため、建築の最初から最後まで関わる仕事です。

給料、働く環境をチェック

次に、給料やキャリアアップのための資格について説明します。

外構工事の平均日給は8,000円(※)です。
(※)集計期間:2020年9月〜2021年3月<マイナビバイト調べ>

また、資格を取得することで技術者などの役職につけて、キャリアアップに繋がる可能性が高くなります。

外構工事業で活かせる資格として、「造園施工管理技士」「土木施工管理技士」「エクステリアプランナー」があります。

そのなかでも「造園施工管理技士」「土木施工管理技士」は国家資格で、級に応じて主任技術者・専任技術者・監理技術者になることができます。

ほかにも、建築コンクリートブロック工事士や外壁診断士など、関連団体に認定されている資格はたくさんあります。幅広い業務の中で自分の得意分野を見つけ、スキルアップのために資格を取得するのも良いでしょう。

外構工事業は未経験OK?将来はエクステリアプランナー、開業も

作業員としての経験を積むことで、外壁や庭などの設計・施工・監理を行なうエクステリアプランナーになれます。依頼主の希望を聞きながら、より専門的な立場で外構工事に携わることができるのです。

また、自らの手でプラン設計や図面作成をしたり、依頼された手描きのプランをデータに書き起こしたり、自分の得意分野を活かした分野での開業も可能です。

このようにいろいろなキャリアアップの道がある外構工事。自分の好きなことや得意なことを極められる素敵な仕事です。

外構工事業が向いている人

現場では常に複数のスタッフが働いているので、こまめに会話をしながら施工を進めることが大切です。周囲に配慮ができる人は、現場でのコミュニケーションを円滑に進められるでしょう。

また、外構工事は長期にわたり行なわれます。常に意欲を持って仕事に取り組むことが必要なので、ひとつのことに打ち込んだ経験がある人は外構工事に向いているでしょう。

外構工事は、自分がつくったものが何十年も残る、数少ない職業です。この喜びを感じられることはもちろん、いろいろなキャリアプランを立てられて、長く働けるところも魅力のひとつでしょう。

外構工事に関連するコラム記事

アイゾメでは実際の企業様のコラム記事も公開しております。
・外構工事に関連するコラム記事はこちらから

 

JOB SEARCH 土木・建築の仕事を探す